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​文化財 -Cultural Property-

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空穂屋は、かつては紙問屋でした。
江戸時代に岐阜から名古屋までアユずしを献上するために運んだ「御鮨街道」に面しています。
店舗兼主屋は1892年ごろ建築、昭和初期と中期に増築されました。
間口は11m、奥行きは37mある町屋づくり。
袖うだつがある「表屋」から裏に向かって「2階建て座敷」「茶室」「紙倉庫」が並び、「通りニワ」でつながっています。
土蔵は1991年の濃尾震災以前の建築とされ、当時の町屋の様子をよく伝えています。
一時は取り壊す計画が持ち上がりましたが、現在の店主が買い取り、「空穂屋」を営業しながら保存に取り組んでいます。

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